~第5回eスポーツ子ども塾~

こんにちは。

情報セキュリティ研究所です。

1月28日(土)に、
第5回eスポーツ子ども塾を実施しました。

今回は、株式会社明豊 明豊エンターテインメント事業部
和歌山eスポーツ連合 賛助会員
下村明輝様を講師にお迎えしました。


まずはじめに、自己紹介をいただきました。

下村様はアドベンチャーワールドで
お仕事をされています。


そして、ご講演前編「私とeスポーツ」では、
”eスポーツってなに?”の
お話から始まりました。


eSports』とは・・・

エレクトロニック・スポーツの略で、
電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、
コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦を
スポーツ競技として捉える際の名称。

 

eスポーツは主に7種類ある

➀シューティング(FPS/TPS
②格闘
③スポーツ
DCG(デジタル・カード・ゲーム)
⑤パズルゲーム
MOBA(マルチプレーヤ・オンライン・バトル・アリーナ)
RTS(リアル・タイム・ストラテジー)


日本では、2018年~eスポーツファン数がどんどん増えており、
2025年には1,200万人を超えることが予測されている。

・日本のプロeスポーツプレーヤーは現在295
15歳以上、義務教育課程を修了している人)

eスポーツのいろいろ◆

・日本の現在のeスポーツ人口は約390万人     

・全世界の現在のeスポーツ人口は約13千万人

eスポーツの全世界の視聴者数は約5億人

・日本の「モンスト」大会で賞金総額1億円を
突破する規模の大会が開催(プロリーグ)
出典元:ファミ通App

2020年に日本のeスポーツの市場規模は67億円

2024年には180億円超に拡大と予測

 

eスポーツ 楽しみなこと!◆

『第1回オリンピックeスポーツウィーク』が
シンガポールで6月に開催される。

第1回オリンピックeスポーツウイークとは、
シンガポールの各関連団体の協力のもとで
開催されるオフラインeスポーツイベント。
4日間でさまざまな大会が開催されるほか、
パネルディスカッションや最新技術の展示、
教育セッションといった企画が披露される予定で、
世界のバーチャルスポーツの発展を
支援するとともにeスポーツ選手同士の交流の深化を目指す。
具体的な参加方法などについては
もうすぐ発表される予定とのことです。
次に下村様のゲームの歴史について
紹介がありました。

小学生~中学生:ファミリーコンピューター

高校生~大学生:スーパーファミコン、PCエンジン、アーケード、パソコン

社会人~   :プレイステーション14NEO GEO
NEO GEO

出典元:ファミ通.com

参加者にファミコンを知っているか聞かれたところ、
ほとんどの方が知っていて驚きました。

入手しづらいと言われている
『プレステ5』を持っている参加者も何人かいました。


下村様のはまったゲームタイトルは、

・ファイナルファンタジー
・スーパーマリオ
・グランツーリスモ
・ストリートファイター
・モンスターハンター
・ロケットリーグ

などだそうです♪


次に和歌山県eスポーツ連合の紹介がありました。

名称:一般社団法人和歌山eスポーツ連合 

設立:202010

代表者:谷本翔太


和歌山eスポーツ連合は、
ホームページやSNS連合の活動を発信されています。

和歌山県内のeスポーツの技術力を向上し、
全国大会での優勝を目指すことで和歌山=eスポーツ王国
というブランディングを創出していくとのことでした。

下村様は和歌山eスポーツ連合の賛助会員をされており、
eスポーツを和歌山に広めていく活動を
しているとのことでした。

また、2021年9月に、和歌山eスポーツ連合が主催で
オンライン開催した、『和歌山企業対抗戦』では、
アドベンチャーワールドは13社中
第3位だったとのことでした。



この企画は、コロナ禍において企業間、 社内間でのコミュニケーションの希薄化が進んでいるという声を聞き、 オンラインを通じた交流を図るために企画されたそうです。
和歌山eスポーツ連合は様々なイベントを開催しているので、 興味のある方は一度チェックしてみてください。
【和歌山eスポーツ連合HP】 https://www.wakayama.game

【和歌山eスポーツ連合Twitter】https://twitter.com/wesu_official

前編のご講演が終了し、体験コーナーでは、
『和歌山企業対抗戦』でも行われていた 【ロケットリーグ】を参加者に体験していただきました。

出典元:Rocket League 

『ロケットリーグ』は、
「ロケットカー」と呼ばれるクルマを操り、
サッカーと同じように制限時間内(5分)のゴール数を競うゲームです。

●全年齢が対象となっており、初心者でも上級者も十分に楽しめます。
●基本プレーが無料で、パソコンや多くのゲーム機でもプレーできます。
●3人対3人で試合をするために、攻守の戦略を考えたりすることで、
コミュニケーションスキルの向上にも繋がります。
全国高校eスポーツ選手権や、高額賞金の大会が日本でも開催されるようになり、
プロの選手・チームも続々生まれてきています。

今回の体験コーナーでは、switch6台の3対3で
対戦を行いました。

まず体験コーナー講師の、
NPO情報セキュリティ研究所 研究員 石垣より
ロケットリーグの操作の説明がありました。




会場のスクリーンには、観戦モードで閲覧できる形に切り替えて、
保護者様やプレイしていない参加者に
見ていただきました。
今回は、珍しいことに、実況してくれる参加者もいました♪



下村様にもご参加いただきました!!

参加者からは、

「どうしたらもっとボールに当てれるのかが気になった。」

「ボールが分からなくなる時もあったけれど楽しかった。」

「プロはどれだけ上手なのかも見てみたい。」

「知らない人たちと、コミュニケーションをとりながら、
ゲームをしたのが楽しかったです。」

「車とサッカーが合わさっていて、おもしろいです。」

などの感想をいただきました。

保護者からも、

「ロケットリーグは、していなくても見ているだけで楽しめました。」

などの感想をいただきました。


体験コーナーが終わり、後編のご講演

『eスポーツを安全に楽しもう!!』

が始まりました。

まず、インターネット上には危険やウソもあるため、
ネットリテラシーを
トラブルに合わないように正しく利用しよう、との
お話がありました。

そのためには、ネットリテラシーを身に付けることが大事。

★ネットリテラシーとは・・・
インターネットを使いこなす力・能力

ほとんどの参加者様が、
普段からスマホを使ってSNSを見ているとの事でした。

どのようなネットトラブルがあるかを知っていることで、
危険から守ることが可能になる。


 ◆親子で一緒に考えたいこと◆

1.家族でインターネットを利用する際のルール(ネチケット)を決めよう

➀インターネット社会でも、実生活と同じルールとマナーを守る。

②他人のプライバシーを尊重する。

③住所氏名などの個人情報を入力する時は、十分注意する。

➃ID ・パスワードの管理を徹底する。

⑤他人のミスを大げさに指摘しない。

⑥メール(文章)を送る前に、内容をよく確認する。

⑦面と向かって言えないことは書かない。

 

◆インターネット上のトラブルの具体例を紹介◆

ゲームでアイテムを購入したのは数回だけだったのに、請求書は10万円を超えていた

購入の際は母親に認証パスワードを入力してもらっていたが、
設定を確認すると、パスワード入力後30分間は
パスワードの再入力不要の設定になっていた。

 

ゲーム実況をしたいなら、そのゲームの権利を持つ会社のwebサイトで確認してから!

ゲーム実況は、著作権者と契約しているサービスでの配信はOK
使い方の決まりを守ればOKなど、権利関係は複雑で難しく、
ゲームにより異なる。
誰かがやっているからOKと判断せず、
必ず事前の確認が必要となる。

 



◆eスポーツから得ることができること◆

・競い合う力

・判断力 、創造力、伝える力

・コミュニケーション力

 

◆マイナス面としては◆

・健康面(視力の低下、肩こり、運動不足)

・依存症(ゲームから離れられなくなる)

 

◆プロのeスポーツプレーヤーはどうしているか◆

・練習時間:6時間~8時間(お仕事の時間)

・毎日できるだけ多くのゲーム(仕事)をこなすよりも、
 適切な 睡眠スケジュール、社会生活健康的適切な 睡眠スケジュール、
社会生活、健康的な精神状態の維持に努めている

・家族と食事、トレーニングリラックスできる時間を大切にしている


 


ネットの使い過ぎ、ゲームのし過ぎにならないように、
親子でルールを決めて楽しく安全にeスポーツを行おう!


とのお話でした。


下村様ありがとうございました!!

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